スペクトロライト Spectrolite
Ylämaa, Etelä-Karjalan, Finland
Ylämaa, Etelä-Karjalan, Finland
スペクトロライト。
七色のスペクタクル。
ラブラドライトの一種で、フィンランドから産出する。
流通そのものが少ないため、その魅力は意外に知られていない。
七色のスペクタクル。
ラブラドライトの一種で、フィンランドから産出する。
流通そのものが少ないため、その魅力は意外に知られていない。
スペクトロライトの原石は地味である。
ラブラドライトは明るいグリーン系、スペクトロライトは黒に近い色。
その違いだけだと思っていた。
ラブラドライトは明るいグリーン系、スペクトロライトは黒に近い色。
その違いだけだと思っていた。
写真は旅立つ当日、早朝の光にて撮影したもの。
受け取った友人は「七色すべての色が出るからスペクトロライトと言うんやな!」と驚いた。
私も驚いた。
確かに、そうだった。
受け取った友人は「七色すべての色が出るからスペクトロライトと言うんやな!」と驚いた。
私も驚いた。
確かに、そうだった。
ただ、こうして七色の色彩が大胆にあらわれるものは稀だという。
一般的にみられるのは、ブルーやグリーンの色合い。
こちらはヴィオラと呼ばれる、パープル~ピンクの色合いが出ているタイプ。
たくさんの原石から選び抜いたものを磨き、ようやく得られる希少品だと聞いている。
一般的にみられるのは、ブルーやグリーンの色合い。
こちらはヴィオラと呼ばれる、パープル~ピンクの色合いが出ているタイプ。
たくさんの原石から選び抜いたものを磨き、ようやく得られる希少品だと聞いている。
フィンランドは初めて行った海外。
3月だったので、首都ヘルシンキも雪だらけ。
予想外に地味な国だったが、その内容は実に深かった。
飛行機の窓からオーロラを見た。
ラブラドライトが夏の夜空なら、スペクトロライトは静寂につつまれた冬の夜空。
遠い春を待ち望む北国を想起させる、そんな石だと思う。
3月だったので、首都ヘルシンキも雪だらけ。
予想外に地味な国だったが、その内容は実に深かった。
飛行機の窓からオーロラを見た。
ラブラドライトが夏の夜空なら、スペクトロライトは静寂につつまれた冬の夜空。
遠い春を待ち望む北国を想起させる、そんな石だと思う。
45×35×6mm 14.37g