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2013/03/07

スターブラリークォーツ


スターブラリークォーツ
Starbrary Quartz
Corinto, Minas Gerais, Brazil



私にとって最も衝撃のクリスタルが手元にある。
宇宙のおともだちである。

写真の石がそう。
スターブラリークォーツという。
Star+Library=Starbrary(宇宙図書館)。
宇宙規模の情報を宿しているという。
本当に宇宙からやってきたらしいから、ただことではない。
鉱物としては、蝕像水晶、アイスクリスタルと同時期に話題になったコリントクォーツ(流星のように刻まれた模様を持つ蝕像水晶)や雷水晶に酷似している。
膨大な情報を含んでいると聞いてレムリアンシードを思い浮かべた方も多いはず。
全く別のモノらしい。

産地はコリントとは限らない。
世界中からスターブラリーは発見されている。
レムリアンシードが太古の人々の記憶を宿すのに対し、スターブラリーは人智を凌駕し、宇宙の域にまで達しているということである。
ただ、その基準や定義はまちまち。
グリフ(模様)で判断するというが、その真偽は直観、すなわちリーディング能力の如何に委ねられる。
えちごやが喜ぶ要素が満載である。
信用ならない人物から買うべき石ではないことを先ず、強調しておきたい。

アメリカのクリスタルヒーラーの間で話題になっていたスターブラリークォーツを、先日運よく手に入れた。
美しいと感じたから。
動機はそれだけだった。
日本での状況が気になって、調べてみた。
しかし、ネット上を検索しても見当たらなかった。
以前から知られていたというけれど、日本にはまだ入ってきていない。
ある方と出会うまで、そう信じていた。

私は本当に運がいい。
先日ご縁あって鉱物をお譲りした女性が、偶然にもスターブラリーのマスターだった。
初めてスターブラリーを手にしてから一ヶ月と経っていなかっただけに、今でも不思議でならない。
スターブラリーがスターブラリーを呼んだとしか思えない。
実際、そういわれている。
私はスターブラリークォーツが日本にもかなりの量、存在しているという現実に直面することになった。
ネット上で検索しても日本語の資料が見つからなかった原因はつまり、私が "スターブレイリークォーツ" と誤訳してしまっていたため。
その方に出会わなければ、真価もわからず、追加でお願いすることもなかっただろう。
スターブラリーかどうか判断するには、信頼のおけるプロのクリスタルヒーラーの力が必要不可欠。
悪質な業者を通すわけにはいかないのだ。

スターブラリークォーツには、いくつもの種類がある。
カシオペア、プレアデス、アルサマイナー(ごぐま座)、レオ、オリオン、アンドロメダ。
それぞれの星雲に属し、異なる力を備えているという。
これらを見分けるには素人には至難の業。
商品として扱うにあたっては、全種類見ておく必要がある。
写真のスターブラリーはアルサマイナーで、流星のようなマーキングが目印だと伺っている。
複数の要素が混じることもある。
上記の6つの特徴を備えたスターブラリーを、マスタースターブラリーと呼び、高い霊性を持つ人のみが扱うとされる。

"スターブラリー" で検索し直してみると、出てくる出てくる。
価格は軒並み一万を越えている。
中には、怪しい石も混じっている。
スターブラリーの名を付けて売り出そうという魂胆が見え隠れする。
レムリアンシード同様、良からぬ人々にその名を利用されるのは時間の問題だから、非常に危険なクリスタルであることを強調しておきたい。
本物に出会うことなしに偽物を見抜くことはできない。
日本にも信頼のおけるディーラーは存在する。
前述の女性もその一人。
今回は彼女のご協力を得て、スターブラリーという謎の水晶について記させていただいた。

彼女曰く、持ち主には相応の能力が求められるという。
スターブラリーの種類を見分けられる程度のリーディング能力がなければ、スターブラリークォーツは動き出さない。
グリフ(模様)に触れ、何もわからなければ、あきらめるしかない。
これは重大な問題である。
レムリアンには鉱物としての明確な定義があった。
しかし、スターブラリーについては、相応しい人物が持たなければその価値は永遠にわからないということになる。
偽物は存在し得ない。
持つ人の霊性に委ねられる。
偽物を本物と信じ込んでしまうようなディーラーが扱うことはない。

本当のことは、誰にもわからない。
だけど、うちゅうのおともだちならきっと解る。
遠い宇宙の彼方から集まった孤独な星たちが今、ひとつになろうとしている。
人智を超えた、春か宇宙に魂を委ねるのもわるくない。
そんな、存在。




注意)この水晶に似た石をスターブラリーと解釈しないよう、ご注意願います。
あくまで霊的な領域においてプロが判断すべきものであり、模様や雰囲気が似ていてもスターブラリーかどうかはわかりません。
アメジストにもスターブラリーはありますし、これといって模様がない場合もあります。
一般的な蝕像水晶にスターブラリーの名を付けて販売するのは絶対におやめください。


105×21×12mm  42.26g

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