2012/12/21

サンダローザアゼツライト


サンダローザアゼツライト
Sanda Rosa Azeztulite
Heaven & Earth LLC



アセンションという言葉を最初に聞いたのはいつだろう。
私は確か、5,6年前、アゼツライトがきっかけだった。
今日はそのアセンションの当日。
世間では、またもや地球が滅亡すると大騒ぎになっているようである。
ちょっと待ってほしい。
今日は地球が滅亡する日ではない。

人類の大いなる変化の日、選別の日。
アセンションはたしか、古い時代の人々が滅び、霊的に高い次元へ達した人々によって、新たな時代が始まる日だったはずだ。
アセンションのその先へ飛躍するために、我々は高価なニューエイジストーンをいくつも買い求め、今日を待ってたんではなかったか。
今日を最後にいなくなるだなんて、まるで土壇場になって、自分にその資格がないと諦めたみたいじゃないか。
よく、考えてみて欲しい。
あなたの手元にもきっとアセンションストーンがあるはずだ。
そう、アセンションストーンの代表格・アゼツライトさえあれば、我々は「助かる」はずだったのに。

アゼツライトがほしいという方は後を絶たない。
H&E社代表、ロバート・シモンズ氏は本国アメリカ以外に直営店を作らなかった。
産地やレシピなどすべてが謎に包まれたまま、限られた人しか手に出来ない特殊な環境下にあって、アゼツライトの伝説は半ば口コミのような形で拡大していった。
なんの変哲もない石英であることが、その謎を加速させた。

ヨーグルトのように白い石英・アゼツライト。
わかる人にしかわからないパワーを感じろ!と語りかけてくるかのようだ。
この石を前に、悩んだ人がいた。
喜んだ人たちがいた。
うなだれた人たちがいた。
酔っぱらった人たちがいた。
目覚めた人たちがいた。
天使になった人もいたかもしれない。
人の数だけアセンションが進行しつつあったのが3年ほど前。
クリスタルヒーリングはおそらく、その時クライマックスを迎えていた。

2009年秋。
私はまさに、行き詰っていた。
いっときは飛ぶように売れた石が、どうも失速している。
何か始めなければここまま行き止まりにぶつかってしまう。


そして私はぶつかった。
持っていなかった二つの石にぶつかったのである。
ひとつは写真にある、サンダローザアゼツライト(写真の研磨品はツーソンで手に入れたもの)。
アゼツライトの発見地、ノースカロライナ州から発見されたばかりの新しいアゼツライトで、真っ白な石英に、ゴールドのマイカ(雲母)やガーネットが彩りを添えている。
アゼツライトフィーバーには少し疲れていたのだが、ちょっと個性的でカワイイ、と思った。
決めてはなんといっても自分の誕生石、ガーネット。
ここはひとつ、サンダローザアゼツライトを自分用に携帯してみよう、と思った(ある時を機に、石を携帯するのを止めていた→記事)。
ちなみにもうひとつは、アンダラクリスタル。
グリーンのシエラネバダ産で、アンダラクリスタルの記事を書いたときにはまだ行方不明であった。
深刻な事情で手放した初めてのサンダローザアゼツライトの代わりに、見つかった。
いずれもアセンションストーンと呼ばれているが、意識したわけではない。
よく考えれば不思議なのだけども。

さて、この二つの石を持った私にいったい何が起きたか。
昨年の記事(→アゼツライト・ローゾフィア)からご覧いただきたい。
驚くべきことにこの石は、私をマスターのもとへ導いてくれたのである。
当時シモンズ夫妻からプレゼントしていただいた、アゼツライトとローゾフィアは実は既に持っていた。
発売されてすぐに買ったほど、気に入ってる。
2009年の時点ではまだ知られていなかった、サチャロカ・レッドアゼツライトもその場で薦められ、大切にしている。
だけど、アゼツライトの中からひとつ選べといわれたら、このサンダローザアゼツライトになる。
写真にあるハートのモチーフも宝物だ。

最初に手に入れたサンダローザアゼツライトのペンダントは、その後、無惨にも割れてしまった。
私は殺されてしまうところだったから、ほんとうに身代わりになったのかもしれない。
石が千切れて飛ぶ光景を、私は何度も見ている。
自然に切れるよりずっと罪深く悲しい。
私が石を割らないよう、あたらないようと細心の注意を払うのは、人の暴力をもって失われた石への罪滅ぼしの気持ちなのかもしれない。

ここまで書いたところで、サンダローザアゼツライトとはいったいどんな石なのか、調べてみた。
ざっとまとめるとこんな感じらしい。


  • 無限の愛、平和をもたらす
  • 停滞しているエネルギーをクリアランス
  • 光の王国への鍵となる
  • 高次元の旅をサポート
  • 永遠に到達

Katie Jacqueline
http://www.ksccrystals.com/sanda-rosa-azeztulite-3-1546-p.asp

最初の二つはたぶん大当たり。
それから先は難しくてわからない。
もしかしたら、何時かわかったりするのかもしれない。
ひとつわかること。
これを読んだあなたは、少し、変わったあとの地球にいる。
きっと、間違いない。





25×25×7mm  6.16g

今週、話題性が確認された10の鉱物

What Mineral Would You Take with You to A Deserted Island?