2011/08/17

アゲート


アゲート Banded Agate
Tesoro Escondido, San Rafael, Mendoza, Argentina



意外なところにお宝は転がっている。
Tesoro Escondido Agateと呼ばれる縞瑪瑙の一種。
有名なコンドル・アゲートの産地にほど近い、険しい山中から、一昨年発見されたという。
「Tesoro Escondido」は、現地の言葉で、隠された財宝という意味らしい。
薔薇の花のような鮮やかで情熱的な色彩、まさにアルゼンチン。

海外、特にアメリカなどでは、アゲートやジャスパーの収集が盛んで、専門のコレクターも少なくない。
産地や模様によってさまざまな名称がつけられ、高値で取引されている。

一般的には、透明~半透明で無地のものをカルセドニー、縞模様などがみられるものをアゲート(めのう)、不透明で色濃いものをジャスパーと呼んでいる。
いずれも石英の仲間にあたる。

着色加工されたものが出回りすぎているからだろう。
ビーズがその典型。
オニキス、サードオニキス、カーネリアン、ニュージェード、シーブルーカルセドニー、グリーンアゲート、ピンクジェード、レインボーカルシリカ、アイアゲート(天眼石)、各種天珠などなど。
これらは特に記載がなければ、着色加工されたカルセドニーやカルサイト、もしくは同程度の価格の岩である。

ナミビアのブルーカルセドニー、メキシコのファイアーアゲートなどは別格として扱われているし、南アフリカのブルーレースアゲートは年々希少価値が高まっているが、それ以外はあってないようなもの。
過小評価されて然りだと思う。
クリスタルヒーリングに使うなど、言語道断である。
使われたほうの身になってみろ。
本気で腹立つぞ。

北海道の礼文島に、めのう海岸なるものがある。
以前訪れたときは時間がなく、最終日の朝方拾いに行くつもりだったが、やはりというか寝坊した。
土産物屋にないものかと覗いてみた。
まるでヤフオクかと見紛うような、赤や青に彩られた、毒々しい染め瑪瑙のプレートが、不当な価格で並べられていた。
どう考えても、めのう海岸で拾ったとは思えない。

売り場のあちこちに、不透明な白い塊が、コロコロと転がっている。
店の人に聞いたら、めのう海岸から採れた正真正銘の北海道産めのう(正式にはカルセドニーか)であるということだった。
ただ同然で譲ってもらった。
もう少し価値をつけてあげてもいいのではないかと思った、北海道の夏の日の朝。


45×30×30mm  54.9g

2011/08/14

クリソコラ(セレナイト仮晶)


クリソコラ(セレナイト仮晶)
Chrysocolla after Selenite
San Manuel Mine, San Manuel, Pinal Co., Arizona, USA



乙女心をくすぐるパステルカラー!
その姿はまるでお菓子のよう!
森ガール?いいえ、クリソコラの針状結晶です。

説明しよう。
元々はセレナイト(石膏)という鉱物だった。
セレナイトの結晶形が保たれたまま、中身だけクリソコラと入れ替わってしまった。
本来、塊状で産出するはずのクリソコラが、何らかのきっかけで、セレナイトの如き針状結晶となって出現したものである。
このような珍石を、仮晶と呼んでいる。

仮晶とはつまり、結晶体のコピー。
幾つもの要因が重なって鉱物の成分が入れ替わる、もしくは結晶の表面を何らかの物質が覆って雛形となり、中身が入れ替わってしまうことにより生成される。
よく知られている仮晶としては、アジュラマラカイト(アズライト・マラカイト)など。
パワーストーンとしても有名だから、ご存知かと思う。
もともとは、アズライトだった。
長い時を経て、アズライトの一部がマラカイトに変化し、青と緑の混在する美しい石となった。
マラカイトの部分は、アズライトの仮晶ということになる。
ただし、アズライトとマラカイトは化学組成が同じ。
両者に連続性があるために、仮晶は半ば必然的に出来、大量生産が可能というわけ。

いっぽう、一回限りの産出というのもある。
同じ場所からまとまって発見されるが、その数は限られていて、掘りつくしてしまえばそれで終わり。
このクリソコラがそう。
30年ほど前のアリゾナにて、コレと同じような珍石がいくつか見つかったらしい。
それ以降、発見された記録はないそうだ。
このような突発的な仮晶は、特別な価値を付けられ高額で取引される。
歴史的コレクションとなって、収集家の間で受け継がれることも多い。
この標本も、もともとは諸外国のコレクターが所有していたものと伺っている。
コレクターは限定モノに弱い。
人類に共通の普遍的真理といえよう。

仮晶というのは実に奥が深い。
偶然が偶然を呼んで、その鉱物には本来あり得ないはずの形となる。
興味があれば調べていただきたいと思う。
ただし、収集癖を自覚する方は、手出ししないほうがいい。
仮晶の世界は無限ゆえ、深入りは危険である。
お気づきかもしれないが、私はもはや手遅れである。


25×16×13mm

2011/08/11

ピンクファイヤークォーツ


ピンクファイヤークォーツ
Pink Fire Quartz
Minas Gerais, Brazil



透明、もしくはスモーキークォーツ。
しかし突然、ネオンピンクの閃光が石から浮かび上がる。
飛び出す、と言ったほうがいいかも。

あるとき、ブラジルの牧場で、家主が偶然見つけたらしい。
その発見は高く評価され、いつしかピンクファイヤークォーツという名で世界中に流通するようになった。
コヴェライトクォーツ、ティンカーベルクォーツとも呼ばれている。
流通し始めたのは2005年とごく最近のことだが、既に絶産している。
産出そのものが30kg程度しかなかったらしい。
後にも先にも見つかっていない。
大半はカットされ、ルースなどで出回っているが、概ね高価である。

なにがいいのかわからなかった。
写真を見てもピンと来ず、名前も気に入らなかったので、たいして興味はなかった。
2009年、アリゾナのツーソン・ミネラルショーで偶然知り合った台湾人ディーラー。
まだ持っていないと言ったら、「コレは絶対買っとけ!」と迫られた。
日本では一万円近くするピンクファイヤークォーツ。
3000円で12.95ctだからと、騙されたと思って買った。

すぐに、誰もが絶賛する理由がわかった。
ネットなどで画像を見ただけでは、安物のラメ入りマニキュア程度にしか見えない。
どうすごいのか知りたい方は、ショップなどへ出向き、ご自身の目で確かめていただきたい。

ちなみにその台湾人に薦められて、半ば無理矢理、ロシアのサンムーンストーンを買った。
日本に戻ってから、とんでもないレアストーンだと知った。
さすが石の聖地、ツーソン。
ツワモノどもが集まるので、人の話はちゃんと聞いておいたほうがいい。

写真は、ピンクファイヤークォーツの原石。
格安だったので、先日参考に購入。
写真を見ても、なにが面白いのかわからないだろうと思う。
わざとピンボケさせて躍動感を表現したつもりだが、やはり安物のマニキュア(ラメ入り)にしか見えない。

さて、ネオンピンクの閃光が浮かび上がるメカニズムは、いかなるものか。
以前は、「コヴェライト/コベリンという希少鉱物が、水晶に内包されることにより起きる特殊な現象」であるといわれていた。
その後、どうも違うということになっているようである。

藍色のコヴェライトが、なぜピンクに光るのだろうか。
ざっとネットで見た感じだと、プロも含め、誰もが悩んでいるようだ。
コヴェライトは和名を銅藍といい、銅を含んでいる。
銅が水晶に混入すると、赤くなる。
チャルコパイライト(黄銅鉱)を酸化させ、人工的にコヴェライトを作ることがあるそうだが、どちらかというとその色に近いような気がする。

珍しい説を唱えているサイトを見つけた。
興味深いのでコピペ。

・針鉄鋼(ゲータイト)=針状の内包物:紅色
・赤鉄鉱(ヘマタイト)=粒状小結晶の内包物:赤色透明
・緑泥石(クローライト)=六角薄板状の内包物
:透過光…緑色
:反射光…紅紫色

他にも、レピドクロサイト混入説などをみかけた。
本文下に原石の外観を載せたので、よろしければ参照していただきたい。
新手のルチルかと見紛うような、見事な針状インクルージョンが確認できる。
ピンクファイヤークォーツに内包されているのが上記の鉱物であれば、比較的産出は多いはずで、例えば光るガーデンクォーツがあってもおかしくない。
ここまでに希産であり、ブラジルのたった一箇所からしか発見されていないのは奇妙。

結論はもう少し待つべきかと思う。
通常は、結晶を破壊して中身を取り出し、成分を特定した上で市場に出す。
物自体が少なく、高価な石ゆえ採算が取れない。
だから誰も鑑定しようとしなかったのかもしれないが、今になって疑惑が浮上するなど、おかしな話である。
高級品ゆえに責任は重い。
そもそも最初にコヴェライトが入っている!と発言した人は誰だ。
場所的にメロディさんか?

コヴェライトの原石は美しい。
超能力を高めるという、なんだか凄い石でもあるらしいので、気に入って集めている
比較的よく見かけるが、パイライトもしくは前述のチャルコパイライトを酸処理して作られたものがほとんどで、天然のコヴェライトは希産。
自称霊能力者は、ニセモノをつかまされるといわれている。





【後日談】

内包物がコヴェライトでないことが確定しました。2011年12月15日付けで、ピンクファイヤーの浮かぶサンストーンについて取り上げ、ここで、銅ではなく鉄のほうではないかという推測をしました。
2012年3月18日、某デパートにてその事実を確認しました。
以下に、詳細を追記したいと思います。
右の写真はツーソンで半ば強引に購入させられた思い出のルースです。


18×14×11mm  2.2g




【速報】

親切な内田さんのおかげで、あのピンクファイヤークォーツの中身がわかりました。




ヘマタイトでした。
誰か発表した後だったとしたら、残念!



It's called Covellite in Quartz aka Pink Fire Quartz. The bright pink colored reflections have been believed as a effect of Covellite inclusions. but according to the connoisseur there are Hematite inside of. It's sure that "Covellite Quartz" no longer exists. People all over the world have no doubt what this sucker's brightness is, I never know what's true.

販売されていた内田さんは、ピンクファイヤークォーツについてはご存じなく、仕入れが高かったためこのような扱いになった模様。驚いておられました。鑑定した結果、ヘマタイトだったとのこと。海外でもコヴェライトクォーツと呼ばれているので、情報の共有がうやむやになったまま、石だけがあちこちに広まったものと思われます。この石が世界規模で誤解をうけたことが不思議でなりません。

(2012年3月18日 追記)

2011/08/07

ケセラストーン



ケ・セラ・ストーン
Que Sera Stone
Juazeiro, Bahia, Brazil



さきほど、友人が夢にでてきた。
最後に彼と会った時の言葉を思い出す。
「代償は大きかったけどね」
そのとおりだった。
自由に生きるからには、必ず代償を払わねばならない。

ケ・セラ・ストーンという石がある。
諸説あるが、かの有名な「ケ・セラ・セラ」の歌がネーミングの由来とされる。
表向きは、スーパーセブンで一躍有名になったクリスタルヒーラーのメロディ氏が発見、2008年のツーソンミネラルショーにおいて、初めて紹介した鉱物ということになっている。
しかし、その存在自体は有名で、ヒーリングストーンとしても以前から知られており、2007年の時点で私も持っていた。
もともと安価で、特に珍しいものではない。
このネーミングでなければ忘れられていたかもしれない。
いうなれば、このネーミングにこそ、メロディ氏の凄味が現れていると私は思っている。

当初は、一部で非難の声も聞かれた。
楽観主義の石。
いいかげん、無責任。
楽天銀行。
確かにそう解釈されてもおかしくない。
由来とされる「ケ・セラ・セラ」の歌は、日本では「なるようになる」と訳されている。

私が幼い頃、母がよくこの歌を歌っていた。
いつだったか、イギリス人ヒーラーに話したら、彼女の母親もそうだったとのこと。
彼女いわく、ピアノ越しに見えたその表情は、物憂げであったという。
不思議な一致だった。
なぜなら、私の母も当時、あまり幸せではなかったはずだからである。
楽観的な歌だとは一度も思ったことはない。
"Will Be, Will Be"
彼女は繰り返した。
英語では、そう、訳されているそうだ。

先ほど調べたら、ケセラストーンのビーズなるものまで販売されている。
おそらくメロディ氏を介さず、ブラジルから直輸入したものであろうから、ビーズ一粒300円などという不当な価格で売るとは、
天罰を心待ちにしているとしか思えない。
もし中華が仕組んだのならば、酷い皮肉である。

ともあれ、誰もが簡単に手に入れることができるようになった今、「ケ・セラ・セラ」の意味を問う理由などなくなったのかもしれない。
写真の石は2008年当時、メロディ氏の営業担当・ジャクソン氏という人から引っ張ってきたもの。
先のことを気にしていてはなにもできないから、今をあるがままに生きていこう…その歌の通り、この石は、あるがままに、自分の信じる道を迷うことなく進めるよう、力になってくれる。
私は、そのように解釈し、商品として紹介した。

ちなみに、青い部分は当初、ブルーオパールであるとされていた。
その後メロディ氏本人により、クォーツ(石英)であるとの訂正が入り、現在ではその部分について触れてはいけないことになっているようである。
メロディ氏が紹介する以前は、「フェルドスパーやブルーオパールなどが混在した岩」として流通していた。
まあ、どうでもいい。

誰もが自由に生きることに、一度は憧れる。
しかしその代償を前に、踏みとどまってしまう。
あるがままに、なにごとにもとらわれることなく生きる。
それ以上素晴らしいことがこの世にあるのなら、教えていただきたい。


40×23×20mm  24.0g

2011/08/03

シュンガイト


シュンガイト Shungite
Shunga River, Karelia, Russia



ロシアのカレリア共和国から産出する炭素鉱物、シュンガイト。
私が石の世界からひっそりと引退した、2009年5月付けの記録に残っていた。
写真は当時のものである。

月日は流れ、今まさにシュンガイトが絶賛販売中。
なぜかコレと全く同じものが流通している。
どういう経路で入手したかは忘れたが、個人的には非常に気に入っていた。
シャーマナイトやジェットに近い高揚感があった。
しかし、売れなかった。

近年の研究により、この石が炭素フラレーンを含んでいることが明らかになったという。
2年前の時点では、フラレーンは高い伝導性、抗菌性を持ち、一度に大量の活性酸素を除去する作用を持つということだったが、その後また新たな可能性が明らかになったようである。
興味のある方は調べていただきたい。
参考までに、放射能に関する記述もみられたことを記しておく。

シュンガイトは当初、ヒーリングストーンとして一部で話題になった。
なんでも、強力なバリアで持ち主をよからぬエネルギーから守る力があるということだった。
この石を持って瞑想すると、高次の次元への扉が開き、無我の境地に達することができると聞いて、思わず瞑想してしまったのは言うまでもない。
ストレスや苦痛を和らげ、自己治癒力を高める働きもあるという。

独特のメタリックな輝き。
ウキウキしたあの頃に帰りたい。
この石との出会いを最後に、うさこふは遠い世界へと旅立ったのだった。



※シュンガイトが放射能を吸着する/放射能を防ぐ作用があるとして販売されているのを見かけます。フラレーン中の放射性物質の半減期が短くなるというデータが出ており、それを指しているものかと思われます。シュンガイトが放射能を防ぐパワーストーンかどうかについては、その可能性を示唆するにとどめたいと思います。(11/11/24 追記)

参考)フラーレン中の不安定原子核の半減期比較精密測定
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/12640532


直径30mm 34.3g

2011/08/01

アホー石/パパゴ石


アホー石 / パパゴ石
Ajoite & Papagoite
Messina Mine, Limpopo, South Africa



グリーンがアホー石(アジョイト)、ブルーがパパゴ石(パパゴアイト)。
透明感のある水晶に、アホー石とパパゴ石の2種類が入っているクラスター。
あくまで水晶に内包された状態でなければならない。
単体、或いはアゲートなどに内包されていて不透明な場合、その価値は下がるとされる。

アホー石入り水晶、パパゴ石入り水晶ともに希産であり、その美しさから究極の石と称えられてきた。
2種類が混在する結晶はさらに貴重で、鉱物に魅せられた人々にとって、いわばシャングリラのような存在だった。
ダイヤモンドよりも高額な標本が一般的であったが、ここにきて値崩れが起きている。
一生縁がないと思っていた、アホー石とパパゴ石の両方を含む標本が10万円を切ったのは、私にとって衝撃的な出来事だった。

産出は南アフリカ・メッシーナ鉱山のみ。
現在は閉山後に取り出された原石が出回っている。
2006~2008年頃に比較的多くの結晶が発見され、店頭でもチラホラ見かけるようになった。
ただ、本で見たそれとは異なり、形が不完全なものや極端に小さいもの、鉄分で内部が見えないものなどが多く、破損も目立つ。
だからといって、以前より質が落ちたというわけではない。
現在主に流通しているのは未処理石。
つまり、現在流通しているアホー石・パパゴ石入り水晶が本来の姿ということらしい。

では、かつて流通していた、容姿の整った色濃い標本は、何だったのか。
古いコレクションはどれも同じような形をしている。
これらの大半は、原石をカットし、形を整えて、内部の様子が見えやすいよう処理されたものだという。
確かに博物館クラスの標本でさえ、よく見ると結晶面がカットされている。
中には、結晶に穴を開け、不純物を取り除いた上で、石英成分でコーティングしたものも存在するようである。
要は人の手で作り変えられたものだったらしい。

先輩方は、こうした加工処理の事実を知っていたのだろうか、と思うときがある。
中高年の収集家の中には、いくつものアホー石、パパゴ石入り水晶を所有している方がおられる。
その中に、明らかに作り変えられた標本があったのを覚えている。
これだけ値が下がるなら、かつての購入資金で金塊でも買っておき、今購入するほうが安いし価値もある。
複雑な思いだ。

ではなぜ処理する必要があったのか。
そのままでは鑑賞に耐えなかったためである。
南アフリカは植民地として、鉱物資源の採掘がさかんであった。
現在も数多くの鉱山が残されている。
メッシーナは銅鉱山。
銅以外は副産物にすぎない。
そのため、アホー石やパパゴ石に価値が判明するまで、それらは長期間に渡って破棄されていたという。

こんなにも美しい石を、いとも簡単に捨ててしまったのか。
確かに、銅は人体には毒だから、鉱夫たちは、長くは生きられなかったろう。
美しいと感じる心を失うほどに、過酷な人生を生きねばならなかったのかもしれない。
だが、人間はそれほどに単純なものだろうか。

以下、想像。
当時は価値がわかっていなかっただけであり、仮に出てきても内部まで確認できるものは少なかった可能性がある。
その鮮やかな色彩を見て何を想ったか、自宅へ持ち帰った者もいたようだ。
かつての鉱夫のコレクションの存在が、その事実を物語っている。
美しいと思う心は、時を越え、私に教えてくれる。
人間も捨てたものではない、と。


46×43×25mm 38.28g

今週、話題性が確認された10の鉱物

What Mineral Would You Take with You to A Deserted Island?