フローライト Fluorite
Nikolaevsky Mine, Dal'negorsk, Russia
有名なロシア・ダルネゴルスクのフローライト(蛍石)。
すりガラスのような繊細な質感を持つ、カラーレスの単結晶。
いくつか集めたが、これが一番のお気に入り。
表面には、蝕像水晶と見紛うような、神秘的な模様がビッシリ刻まれている。
すりガラスのような繊細な質感を持つ、カラーレスの単結晶。
いくつか集めたが、これが一番のお気に入り。
表面には、蝕像水晶と見紛うような、神秘的な模様がビッシリ刻まれている。
フローライトにはさまざまな色合いがある。
発色の原因は微量元素などによるもので、純粋なフローライトは無色透明となる。
珍しいと思うかもしれない。
極東ロシア・ダルネゴルスクから産出するフローライトの多くは、色が付いていない。
発色の原因は微量元素などによるもので、純粋なフローライトは無色透明となる。
珍しいと思うかもしれない。
極東ロシア・ダルネゴルスクから産出するフローライトの多くは、色が付いていない。
フローライトには、八面体結晶と六面体結晶がある。
ダルネゴルスクのフローライトは、なんだかよくわからない。
私の手元にあるものは、ほとんどが多面体。
丸みを帯びている。
ミャンマーやインドから出る、完全な球状の結晶体とは違う。
多面体すぎて丸くみえるとでも言おうか。
この標本はかろうじて八面体結晶だと思われるが、裏面は干渉の跡がみられ、複雑に入り組んだ形状となっている。
現地からは、一般的に六面体結晶(四角形)が産出するといわれているが、どちらとも言えないような気がしている。
ダルネゴルスクのフローライトは、なんだかよくわからない。
私の手元にあるものは、ほとんどが多面体。
丸みを帯びている。
ミャンマーやインドから出る、完全な球状の結晶体とは違う。
多面体すぎて丸くみえるとでも言おうか。
この標本はかろうじて八面体結晶だと思われるが、裏面は干渉の跡がみられ、複雑に入り組んだ形状となっている。
現地からは、一般的に六面体結晶(四角形)が産出するといわれているが、どちらとも言えないような気がしている。
水晶をはじめ、フローライトやカルサイトなど、世界でも稀に見る特異な容姿、色合いを呈する鉱物が、ここダルネゴルスクの特産品なのだ。
偶然ではなく、必然的にできているようであるからして、不思議でならない。
ダルネゴルスクは、広いロシアの外れに位置する。
最寄りは中国/北朝鮮である。
最寄り駅は198km離れたチュグエフカで、終点らしい。
豊富な資源に恵まれ、鉱山の町として発展したが、公害は免れず健康被害が深刻化した。
偶然ではなく、必然的にできているようであるからして、不思議でならない。
ダルネゴルスクは、広いロシアの外れに位置する。
最寄りは中国/北朝鮮である。
最寄り駅は198km離れたチュグエフカで、終点らしい。
豊富な資源に恵まれ、鉱山の町として発展したが、公害は免れず健康被害が深刻化した。
物憂げな空気。
しんきくさい土地。
そんなダルネゴルスクの情景とともに、名物のフローライトをアップでお楽しみいただきたい。
しんきくさい土地。
そんなダルネゴルスクの情景とともに、名物のフローライトをアップでお楽しみいただきたい。
37×25×22mm 18.52g