エジプトの星
Hematite after Marcasite
White Desert, Farafra Oasis, Matruh Governorate, Egypt
エジプトのサハラ砂漠の奥地から産出する、「エジプトの星」と呼ばれる鉱物。
その名から、希望の星になぞらえて語られることもある。
正体はゲーサイト(針鉄鉱)若しくはヘマタイト。
マーカサイトという鉱物が、長い時間をかけてゲーサイトに変化した。
つまり、マーカサイトの仮晶ということになる。
比較的よくみかけるが、他所からは発見されておらず、産出には限りがある。
エジプトがまだ海の底だった頃に形成されたといわれる、太古の石である。
その名から、希望の星になぞらえて語られることもある。
正体はゲーサイト(針鉄鉱)若しくはヘマタイト。
マーカサイトという鉱物が、長い時間をかけてゲーサイトに変化した。
つまり、マーカサイトの仮晶ということになる。
比較的よくみかけるが、他所からは発見されておらず、産出には限りがある。
エジプトがまだ海の底だった頃に形成されたといわれる、太古の石である。
ゲーサイトといえば、水晶の内包物としてご存知の方も多いと思う。
ストロベリークォーツやスーパーセブンに含まれる、赤やピンクのインクルージョンの本体がコレ。
鉄の一種であるからして、メタリックブラックの重厚な質感を持つ。
針状、塊状で産出することが多いゲーサイトだが、大自然が生み出した彫刻のようなものも存在する。
こちらの「エジプトの星」もそのひとつ。
松ぼっくりのような外観からは意外なほど頑丈、かつ繊細な結晶形を示す。
こうしたユニークな形状は仮晶ならでは。
ストロベリークォーツやスーパーセブンに含まれる、赤やピンクのインクルージョンの本体がコレ。
鉄の一種であるからして、メタリックブラックの重厚な質感を持つ。
針状、塊状で産出することが多いゲーサイトだが、大自然が生み出した彫刻のようなものも存在する。
こちらの「エジプトの星」もそのひとつ。
松ぼっくりのような外観からは意外なほど頑丈、かつ繊細な結晶形を示す。
こうしたユニークな形状は仮晶ならでは。
産地はリビアとの国境にほど近い、ホワイトデザートと呼ばれるエリア。
現地にたどりつくにはサハラ砂漠の険しい道のりを辿らねばならず、採取には危険や困難が伴うとされている。
しかし、「エジプトの星」に関しては、産出も比較的安定しており、流通も多い。
その不思議な構造や神秘性から、内外を問わず人気は高い。
ホワイトデザートからは、他にもドーナツのような形を示すゲーサイトなど、興味深い石が多数発見されている。プロフェシーストーンが見つかるのもこの一帯らしい。
中にはこんなものもある(→エジプトの星になった貝化石)。
現地にたどりつくにはサハラ砂漠の険しい道のりを辿らねばならず、採取には危険や困難が伴うとされている。
しかし、「エジプトの星」に関しては、産出も比較的安定しており、流通も多い。
その不思議な構造や神秘性から、内外を問わず人気は高い。
ホワイトデザートからは、他にもドーナツのような形を示すゲーサイトなど、興味深い石が多数発見されている。プロフェシーストーンが見つかるのもこの一帯らしい。
中にはこんなものもある(→エジプトの星になった貝化石)。
余談だが、H&E社(注1)から最近発表されたという「Zストーン」は、これと全く同じものらしい。
なぜZなのかは不明である。
なんでも、パワーが非常に強く、酔ってハイになることから、ミネラル・マリファナとの異名を与えられたという。
この石を持って車の運転をしてはいけないというから本格的だ。
なぜZなのかは不明である。
なんでも、パワーが非常に強く、酔ってハイになることから、ミネラル・マリファナとの異名を与えられたという。
この石を持って車の運転をしてはいけないというから本格的だ。
確かに見た目はマリファナに似ている。
ここはいっそ「エジプトの星」をやめて、「秘境のマリファナ」とし、大麻愛好家向けに紹介してみてはどうだろうか。
大麻開放運動関係者の方から聞くところでは、決して好ましいとはいえない状況が続いている様子。
この石がマリファナ・ファンの希望の星となることも十分考えられる。
そこのフリークのあなたも、おひとついかが?
すべての人の心に、平和が訪れることを祈って。
ここはいっそ「エジプトの星」をやめて、「秘境のマリファナ」とし、大麻愛好家向けに紹介してみてはどうだろうか。
大麻開放運動関係者の方から聞くところでは、決して好ましいとはいえない状況が続いている様子。
この石がマリファナ・ファンの希望の星となることも十分考えられる。
そこのフリークのあなたも、おひとついかが?
すべての人の心に、平和が訪れることを祈って。
注1)Heaven&Earth社の略。アゼツライトなど、ニューエイジストーンの発掘・普及に貢献してきたアメリカの企業で、業界のリーダー的存在。名も無き石に独自のネーミングを与えることも多く、その反響の大きさゆえ、著名人からの反発の声も聞かれるほどであった。代表でクリスタルヒーラーでもあるロバート・シモンズ氏は親日家として知られる。
余談だが、シモンズ氏はイケメンである。ウインクされ戸惑った経験から考えて、若い頃ヤンチャだった可能性があるが、現在は強力な奥方によって支えられている様子である。
35×28×20mm